クババ(キュベレー)は人類の神?神話やキューブ(立方体)の語源?【やりすぎ都市伝説】

  • 2019年12月31日
  • 2019年12月31日
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12月28日に放送された「やりすぎ都市伝説」では人類の神としてクババが紹介されました。

クババ=キュベレーは人類に知恵と言語を授けた神として知られています。

番組ではクババの正体の鍵はインドにあるとされていましたね。

・クババは人類の神だった?知恵と言語を授けた?
・クババとキュベレーの神話
・クババはキューブ(立方体)の語源?
・クババはインドと関係がある?
この記事ではクババについてまとめました。

クババは人類の神?女王の神話とは?


「やりすぎ都市伝説」ではクババの存在が紹介されました。

クババは人類の神として知恵と言語を授けたという神話があります。

ちなみにババとは古代メソポタミアの女神とされています。

このクババは古代メソポタミア、アッカド王国・キシュ第3王朝の伝説的な女王を務めました。

クババはク・バウとも呼ばれているそうでキシュ第三王朝では唯一の王だそうです。

在位はなんと100年と言われています。

クババは娼婦から王妃になったとされていますが、元は酒屋のバーキーパーだったそうです。

では、なぜ、クババが人類に知恵と言語を授けたのかというと、古代ローマ・ギリシアではクババがキュベレーとして崇拝されていたからです。

キュベレーは当時「知恵の保護者」を意味しました。

以下にクババの特徴をまとめました。

  • 手にザクロと鏡を持った威厳のある婦人の姿で描かれた
  • ヒッタイト帝国の重要都市カルケミシュの守護神だった

こちらがクババとキュベレーの像です。

クババキュベレー像

クババのレリーフ

クババとキュベレーの歴史


また、クババとキュベレーは同じものとして扱われます。

ここではクババとキュベレーの歴史についてまとめました。

結論から言うと、クババは古代メソポタミア、アッカド王国の王で、キュベレーはその後のアナトリア、ローマ、ギリシアなどのヘレニズム世界での崇拝対象です。

古代メソポタミアの世界では、王族と結婚できる条件は非常に厳しく、一般人は到底、王族に入ることは不可能でした。

まして、クババのような水商売の人間は一般人以下の扱いを受けていました。

そのクババが王族に入り、100年もアッカドを統治したのです。

クババの力、知恵が崇拝対象になるのは自然ですね。

古代メソポタミアの時代から下って、ローマ・ギリシアの時代になると、過去のクババが崇拝対象として神格化されました。

この時代のローマやギリシアでは現在のようにキリスト教を普及しておらず、古代エジプトやメソポタミアのように偉人を崇拝する伝統が残っていたんですね。

現在のトルコに当たるアナトリア(小アジア)では、ヒッタイト王国の守護神としてキュベレー崇拝がありました。

そして、ギリシアでも「諸母の母、我等が祈りを聞き給う救世主」、「諸母の母、祈りが届くお方」として崇拝されました。

また、ローマではキュベレーは「マグナ・マテル」として信仰が公式化されていたそうです。

クババはキューブ(立方体)の語源?母船との関係は?

また、クババは英語で表すと「kubaba」になりますが、これが立方体(キューブ)の語源であるとする説がありました。

例えば、イスラームの聖地であるマッカのカアバ神殿にはこのように立方体の建物があります。

カアバ神殿

この「カアバ」も「クババ」からきているとする説です。

やりすぎ都市伝説でも立方体とクババの関係性が指摘されていましたね。

しかし、そもそもキューブの語源はギリシア語の「kybos」になります。

クババとは人物の名前なのでキューブと関係があるとは考えにくいですね。

また、カアバ神殿のカアバはアラビア語の「k ‘a b」という三つの子音からなる語根が元になっています。

カアバクババ

この「k ‘a b」は「立方体にする」という意味で一見、クババと関係がありそうです。

しかし、アラビア語は基本的に単語の意味を三つの子音で表します。

クババの場合は「k b b」となります。

一方、カアバ神殿は「k ‘a b」になりますので異なります。

よって、クババと立方体の関係性は低いのではないかと思われます。

また、これに関連してクババはキューブ型の母船に乗って地球外からやってきたという神話があります。

このクババの神話が元になってノアの方舟の神話が生まれたとする説があります。

また、ギルガメッシュ叙事詩に出てくる粘土板にも立方体の記述があるそうです。

クババのシミュレーションシステムとは?


クババは人類に知恵と言語を与えたとされています。

ということは、クババは人類のシステムを作ったことになります。

人類は知恵を駆使して技術、制度などを発展させてきました。

そして、人類は言語を通じて他の民族と交流を深めました。

言語は全ての基礎です。

したがって、クババは人類のシステムを作ったと考えられました。

さらに「やりすぎ都市伝説」で語られたのは、クババによるシミュレーションシステムです。

クババは人類に知恵と言語を与えてシミュレーションを行なっているそうです。

つまり、私たちはクババの作ったシステムの中でシミュレーションとして生きているということになります。

クババはインドと関係がある?

また、「やりすぎ都市伝説」ではクババはインドと関係があるとして番組ではインドを訪れていましたね。

クババとインドとはどのような関係があるのでしょうか。

ここでは、クババとインドん関係についてまとめました。

調べてみると、クババはインドの地母神という情報がありました。

しかし、クババと音が似ているインドの神はクベーラと言います。

このクベーラはインドの富と財宝の神とされています。

番組でクベーラが徳川の埋蔵金と毘沙門天と関係があると紹介されたのはそのためですね。

クベーラ

クベーラクベーラの像。

クベーラは地下に埋蔵されている財宝の守護神とされています。

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