「こんばんは」「こんばんわ」どちらが正しい?違いや使い方を解説!

「こんばんは」と「こんばんわ」。

どちらを使っても良さそうな気がしますよね。

声に出してみると

「こんばんわ」

となりますが、文字で書くときは

「こんばんは」なのか「こんばんわ」なのか悩んでしまう、という方は多いようです。

では、文字にする場合「こんばんは」「こんばんわ」どちらが正しいのでしょうか?

「こんばんは」と「こんばんわ」の違い、語源・由来、正しい使い方などについて詳しく説明していきます!

文科省が「こんばんは」が正しいと公表

「こんばんは」と「こんばんわ」。

正しいのはどっちでしょうか?

結論から言うと、正しいのは「こんばんは」です。

文部科学省のHPで、正しい書き方は「こんばんは」であると明記されています。

以下、文部科学省が公表した正しい現代仮名遣いの引用です。

助詞の「は」は、「は」と書く。

例 今日は日曜です 山では雪が降りました

あるいは または もしくは

いずれは さては ついては ではさようなら とはいえ

惜しむらくは 恐らくは 願わくは

これはこれは こんにちは こんばんは

悪天候もものかは

文部科学省HPより

文部科学省が「こんばんは」と公表していると言うことで、間違いなく「こんばんは」が正しいことがわかります。

「こんばんは」が正しい理由は語源で分かる!

「こんばんは」 の語源は

「今晩は」

から来ています。

最初は「今晩は、お元気ですか」という風な挨拶として使われていたのですが

だんだん下略されて「こんばんは」となり、現代ではその言葉自体が一語で使われるようになりました。

文部科学省の公式HPによると、昭和61年7月1日より助詞「は」「へ」は「は」「へ」と書くと定められました。

「こんばんは」

という言葉は

「今晩(名詞)+は(助詞)」

という構成になっており、「は」が助詞なので

「こんばんは」

が正しいと定めらるようになったのです。

昭和61年7月1日より前までは助詞「は」「へ」は「わ」「え」と記しても良いとされていたので

「こんばんは」と書いても「こんばんわ」と書いても良かったのです。

「こんばんは」と「こんばんわ」の違いは?

「こんばんは」と「こんばんわ」は意味的な違いは全くありません。

表記が違うだけで、どちらも同じ意味の単語として使われていますが、文部科学省が公表していることから「こんばんは」が正しいということになります。

しかし、それでも「こんばんわ」と表記する人が少なからずいるのは、なぜでしょうか?

その理由については、いくつか考えられます。

第一に「こんばんは」の発音が

「konbanwa

であること。

このため、発音通りに「こんばんわ」と書いてしまう人が多くなっています。

第二に「こんばんわ」と書いた方が「今時っぽい」「可愛い」「おしゃれ」という感覚でわざと「わ」を使っている人がいることが挙げられます。

中には「こんばんゎ」と書く人もいますね。

特に「こんばんゎ」と書くのは若い女性に多いです。

「こんばんは」と「こんばんわ」の使い方

それでは「こんばんは」と「こんばんわ」はどのように使えば良いのでしょうか。

公的な場面、例えばお客さんや上司とのメールのやり取りなどでは、正しい日本語を使う必要があります。

そういった場合には「こんばんは」と表記した方が良いです。

文科省が「こんばんは」が正しいと明記している限り、正しい日本語は「こんばんは」なのです。

「こんばんわ」を使いたい場合は、友達同士の場合に限る方が無難です。

公的な場面で「こんばんわ」と表記してしまうと、人によっては

「正しい日本語が使えない人なのかな…」

といった印象を抱く可能性があります。

「こんばんは」と書いて間違いはないので、基本的には「こんばんは」と正しい表記をするようにしましょう。